アワセの真実
アワセの真実

アワセの真実

竿を立てる、アワセる行為には多くの人が勘違いしています。

アワセの目的は針先から針の懐までしっかり差し込むことですが、

針がしっかり魚の口に刺さっていないと針が曲がったり伸ばされてバラしてしまうことがあります。

針先の数が増えるほど差し込む力はたくさん必要になり、

シングルフックは少ない力でしっかり刺さるが

トレブルフックは力が三分の一になってしまいます。

刺さりが甘いとテコの原理で簡単に曲がってしまうんですね。

硬い竿でパワーかけて竿を立ててみても2、3キロ程しかかかっていないです。

しかし竿を引くと指だけで引いても4、5キロ簡単にいきます。

竿を大きくしならせてファイトするのは釣りの楽しさの一つですが

竿を立てるだけでは100点のアワセとは言えないのです。

じゃあどうしたらいいのかというと

竿を曲げてから後ろに一歩下がる

です。

皆さんは実は誰もが一番の力の掛け方を既に知っています。

根掛かりを外す時どうしていますか?

竿を立てて仕掛けを切ろうとする人はいませんよね。

みんな竿を引いているのです。

上手い人は一瞬「引く」 プロは「曲げながら引く」

様々なスペースでアワセを入れると思いますが、どうにかして引くことを考えて下さい。

きっと取れる魚が増えるでしょう。